クレジットカードの使わないキャッシング枠はどうしましょう?

クレジットカードを申し込む時、時に何も考えずに私はキャッシング枠に申し込みました。その時主に申し込んだ理由としては「どうせなら一つでも多くの機能が付いている方がお得じゃない?」という実に何も考えていないものでして、それが今になってひしひしと自分を悩ませています。

クレジットカードのキャッシング枠を作って三年、未だに使う気配が微塵もありません。となると、このキャッシング枠はどうするべきなのでしょうか?やっぱり使わない枠となると解約が順当でしょうか?それとも何となくでも良いからずっと持っておくべきなのでしょうか?

私自身キャッシングの有効性というのを分かっていないまま作ってしまったので、どちらが良いのか決めかねてしまっています。使い道の無いキャッシング枠はどうするべきなのか、どうかご助言をお願いいたします!

解約よりかは所持し続ける方が良いと思います

クレジットカードのショッピング枠は毎日使う可能性というのも十分ありますが、融資というのは本当に必要な時にしか使わないという場合、キャッシング枠も同様に出番が無い事があります。一年に数回、もしくは数年に一回くらいという頻度にもなり、そうなると確かに存在意義を疑うかもしれません。

クレジットカードのキャッシング枠というのは、簡単に止める事ができます。電話で連絡してキャッシング枠だけ解除という風にお願いすれば、買い物枠を残したまま融資の機能だけ止められます。キャッシング枠を無くす事のメリットとしては不正利用の完全な防止があり、使わない枠を悪用されなくなるというのは確かに利点と言えます。

でも、個人的には枠を所有し続けるのをおすすめいたします。理由というのはいくつかありますが、まず一つは『解約は簡単でもまた作る場合は都合良く出来るとは限らない』という点です。キャッシング枠を一度無くしてまた欲しいとなった場合、申し込みと審査が必要になります。急ぎで欲しい時にまたそんな手間があるとしたら、予定に間に合わせられない可能性もあるでしょう。

あと、キャッシング枠には維持費がかからない事が大半です。クレジットカード自体に年会費があったとしても、キャッシング枠に追加でお金がかかるというのは聞いた事がありません。ずっと持っていても負担にならないし、上記のように本当に欲しい時はいつ訪れるか分かりません。そんな時の備えを年会費無しで備えられているのに、解約するのって勿体なくないですか?

以上の事から、解約よりも持ち続けるメリットが多いと私は判断します。最終的な決断はもちろんお任せいたしますが、参考にしてもらえればと思います。

使わない予定でもクレジットカードにはキャッシングの設定を

クレジットカードを申し込むときに多くの場合で、キャッシングの限度額を希望できるようになっています。最大はカード会社が決めている限度額、最小は0円ですが、自分でいくら位にしたいのか希望が出せることになっています。この時にキャッシングを使わないつもりでも、いくらかの希望額を指定しておくと便利かもしれません。

具体的には50万円以下程度が良いでしょう。何故なら限度額が50万円までとそれ以上で審査が違ってくるのが普通だからです。通常50万円以下だと収入証明が要りません。銀行系などではもっと大きな金額、例えば200万円までは収入証明が不要なところも有りますが、消費者金融扱いの信販系のクレジットカードのキャッシングでも50万円までは収入証明が不要です。

実際にはもっと少ない額、例えば10万円でも良いかもしれません。とにかく必要なときには手続きなしに銀行やコンビニの提携ATMから直ぐに借入れできるようにしておくことに意味があります。そうすると例えば海外旅行のときに海外キャッシングが利用できます。海外でもクレジットカードのキャッシングは利用でき、その国のお金を引き出すことが出来ます。これはとても便利です。両替のように日本から現金を持っていく必要がないですし、手数料も実は安いのです。海外キャッシングが便利すぎてトラベラーズチェックが流行らなくなったほどです。

また、普通に日本国内でキャッシングを使う機会もあるかもしれません。何かの折にどうしても現金が足りなくなって借入れするしかないというときがあるかもしれません。今までそういうことをしたことがなければ、慌ててしまうでしょうし、即日融資を謳うキャッシングはたくさんありますが、それでも実際には数時間程度はかかることが多く、その時間が待てないかもしれません。そういうときに既に契約があるクレジットカードのキャッシングならまさに待ち時間0です。ATMを操作するだけで現金が引き出せます。

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